ステータスカード ～ダイナース編～

もともとクレカとホテルには少し興味がありました。

３０年以上前になりますが、私が高校生の時にプロゴルファー、ジャック・ニクラウスがTVCMで「出かけるときは忘れずに」とアメックスのＣＭを日本語でやっていたのを今でも覚えています。
当時、私の周りではクレカでなく、電車の定期券を「出かけるときは忘れずに。忘れたときは出かけずに」と、学校をサボる言い訳のようにくだらないダジャレにして言っていたものです

大学４年生の時、卒業旅行にアメリカ西海岸とハワイに一人で行きました。
初めての海外旅行です。
よく覚えてはいませんが、当時父親がVISAカードを持っていたはずで、私もよく分からないまま、学生でも持てるVISAカードを作り持って行きました。

VISAとはそれ以来３０年近くのお付き合いになるわけですが、６、７年くらい前でしょうか、プラチナになりました。
その時はもう結構クレカに興味があり、「プラチナカード」を持てた喜びを日々噛みしめていました（笑）

ところがです。
VISAプラチナカードが原則インビテーション方式から、一般申込みも可能になりました（２年前くらい？）
これで私に火が付きました
「これではそこそこの年齢で定職に就いているような人は皆さん申し込んで、VISAプラチナ会員で 世の中溢れかえってしまうのではないだろうか」と（笑）。
（現実的には、デスクへの電話が繋がらなくなり、デスクの対応も雑になるだろうと危惧していました）

そこで、他の原則招待制のカード、JCBのTHE CLASS、ダイナースクラブのダイナースプレミアム、アメックスのプラチナのどれかを取得しようと考えました。

学生の時の旅行で、同じく一人で来ている人二人と、二人組の人と計５人でハワイでレンタカー１台と大型バイク２台を借りて、オアフ島巡りをすることになりました。
車とバイクを同じ店で借りましたので、ハーツとかの有名なチェーン店レンタカー屋ではなく街中にあるちょっと怪しいと言えば怪しそうなお店でした。

そこでそれぞれが持っているクレジットカードを提示させられました。
その時に一人だけＪＣＢのカードを持っている人がいたのですが、このカードは知らない（使えない）と言われて戻されたんです。
その時の「ＪＣＢは海外では弱い！」というイメージが残っていて、どうせ目指すならダイナースかアメックスを狙おうと考えました。

で、いろいろ調べているとアメックスはペニンシュラ提携アメックスがあり、それを作るとペニンシュラの１泊無料宿泊券が付いていたので、それに釣られ2010年にペニンシュラアメックスゴールドを取得。
あくまで原則論ですが、提携カードではそれ以上の上級カードのインビテーションは来ないはずですので、2011年にダイナースカードを取得しました。

決済をある程度ダイナースに集中させ、公共料金の引き落としから、近所のスーパーでの買い物、出張でどこかに行った際、わざわざ空港内のお土産屋で使ったりと、とにかく幅広くカードは活躍していて、利用者の私も全国各地を飛び回っている人であるという印象付けに頑張りました。
当然のことながらＴＶの家電通販番組で何か買うときも分割払いなどせず、携帯電話の機種変更も一回払いでするなど、属性面のことも考えローンには一切手を付けませんでした。
そして１年後に突撃したところ、めでたくプレミアム取得となりました。

（続）